コース:京都駅~東寺東門~東寺南門~羅城門~西寺跡~島原界隈~西本願寺~JR京都駅(約8キロ)
令和4年10月1日(土)晴
参加者 16名
10月1日(土)晴、10月に入っても真夏のような暑い日差しを受けてのハイキングとなりました。参加者16名。今回は宮川さんが久しぶりに参加しました。158回(平成28年12月4日)「大阪冬の陣・真田丸ウォーク」(玉造駅から天王寺駅まで)以来です。
10時京都駅八条西口新幹線のりば付近集合でしたが同じ場所が1階と2階にあり集合に時間がかかって10時15分スタートとなりました。まず新幹線の線路沿いに東寺へ、東寺は真言宗の総本山、平安京鎮護のため建立され嵯峨天皇より空海(弘法大師)に下賜され真言密教の根本道場として栄えました。金堂(国宝)、講堂(重文)、食堂(じきどう、重文)などを見て五重塔(国宝)をバックに写真を撮りました。南大門を出て九条通りを羅城門に向かって歩きました。羅城門は平安京の南中央に正門として設けられた門です。現在は石碑が建っているだけで遊園地になっています。芥川龍之介の「羅生門」は今昔物語をベースに書かれたものです。
次に九条通りをさらに西に歩いて西寺跡で昼食にしました。都の正門羅城門から北へまっすぐに朱雀大路が伸びその先に壮麗な大内裏がありました。羅城門を挟んで両翼を広げたように建立されたのが東寺(とうじ)と西寺(さいじ)です。西寺は990年に火災、その後再建されるも再び火災で焼失、以降廃寺となりました。食後御前通を北へ新幹線をくぐって花屋町通を東に進み中央卸売市場の中を通り抜けて島原へ、島原は嘉永4年(1851年)の大火でほとんどが消失、明治以降は公家や武家などの常連客も遠ざかり段々と寂れていきました。現在は「大門」「角屋」が面影をとどめており住宅地となっています。西郷隆盛や久坂玄瑞あたりが闊歩していた様子を思い浮かべながら「島原大門」を出て西本願寺へと歩きました。西本願寺は浄土真宗本願寺派の本山です。唐門(からもん)の前で写真を1枚、桃山時代の作と言われる豪華な彫刻を施された門に圧倒されました。その後京都駅に向かい午後2時半ごろ解散しました。
西本願寺の唐門をバックに
東寺の五重塔をバックに
※ スライドショーを見ながら薄紫の山脈(島根県民の歌)&しまねっこのうた&しまねのお宝おしえるにゃを聴いてください
▼ 東寺を訪ねて京都を歩く(スライドショー BGMは島根県民の歌ほか)14分21秒 ⇒ こちらからどうぞ
▼ 東寺を訪ねて京都を歩く(スライドショー BGMはありません)14分21秒 ⇒ こちらからどうぞ
※ 鮮明な写真は近畿益田会のfacebookでご覧ください。
▼ 近畿益田会のfacebook ⇒ こちらからどうぞ
▼ 第223回ハイキングだより ⇒ こちらからどうぞ