第245回ハイキング ~ 草津を歩く

コース:草津駅~追分道標~草津宿本陣~くさつ夢本陣~草津宿街道交流館~立木神社~de愛ひろば~草津駅(約5キロ)

令和6年9月7日(土)晴
参加者 6名

連日30度を越す猛暑が続くなかではありましたが9月7日(土)ハイキング(245回)を実施しました。参加者6名。草津でのハイキングは平成29年10月(168回)「今年の干支の山・鶏冠山」、令和元年5月(187回)「三大神社の藤と烏丸半島」、令和4年9月(222回)「222回を222mの日向山」に次いで4回目です。

今回は、東海道と中山道の合流点であり多くの旅籠屋や酒屋などが軒を並べた草津宿の跡を歩きました。記録によれば家の数は586軒、旅籠屋が72軒もあったようです。駅から中山道を歩いて東海道との合流点にある「追分道標」へ、火袋付きの高さ3.9m石造の道標がありました。江戸時代多くの人々がこの道標を見ながら歩いた光景を思い浮かべました。

草津宿本陣は大名や公家など高貴な身分の人が宿泊するためのもので立派な構えの建物ですが残念ながら改修のため休館中でした。観光案内所となっている「くさつ夢本陣」へ、観光ボランティアが常駐しており無料休憩所となっています。ここでしばらく休憩したあと立木神社へ、いまから1200年前御祭神の命が旅の途中この地に立ち寄られ手に持たれた柿の鞭を地面に刺されたところ柿の木が生え付き枝葉が茂りだしたところから里人がこの木を崇め神殿を建て社名を「立木神社」と称したのが始まりと伝えられています。

このあと市役所の側を通って込田公園へ行き屋根がありトイレもある休憩所で昼食にしました。そのあと「de愛ひろば」を歩いて草津駅に向かいました。「de愛ひろば」は2002年に廃川となった天井川として有名だった旧草津川の跡地を整備して造られた公園でビールや食べ物を売っている車が並んでいました。暑い時なのでお客はまばらでした。

ところで「急がば回れ」の諺がありますが草津から大津に行くには「瀬田の唐橋」を渡って陸路で琵琶湖を迂回するルート(12km)と「矢橋の渡し」で琵琶湖を船で渡るルート(6km)があり船の方が早いのですが冬から春にかけては「比叡降ろし」と呼ばれる吹きおろしがあり船で近道するより遠回りになっても歩いて東海道の方が着実安全ということから来ています。

草津宿石柱をバックに

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