島根県立石見美術館「石見の祈りと美」展について

益田市文化振興課歴史文化研究センター 中司主任様から下記案内が有ったので展開致します。

今年4月26日(土)から6月16日(月)まで島根県立石見美術館にて
「石見の祈りと美」展が開催されます。

中世益田氏関係の重要文化財がそろうたいへん貴重な機会で
観覧いただく価値は絶対にあると断言いたします。
主な展示品としては、
・足利義稙から益田宗兼が拝領した最古の小袖「白茶地桐竹模様綾小袖」(前期展示)
  その他、戦国時代の益田藤兼所用と伝わる胴服
      1640に亡くなった益田元祥が亡くなった際に着ていたと伝わる帷子
・益田宗兼が家督を相続した際に雪舟が描いたという「四季花鳥図屏風」(後期展示)
  絵画では他に益田兼堯像、益田元祥像(いずれも重文)
・源頼朝から工藤祐経の子伊東祐時に与えられ、その子孫で豊田郷(益田市横田町)を
 領した内田家から益田家に伝わった「太刀 銘成高」
  刀剣では益田家伝来の「来国光」
・重要文化財ではありませんが、益田家からその菩提寺萬福寺に寄進された「華南三彩貼花文五耳壺」
などがあります。

仏像も石見全域からよいものが集まります。

この企画展では古文書や出土品はほとんど展示されませんが、
同期間、益田市立歴史文化交流館にて古文書と出土品の展示を行います。
出土品は貿易陶磁器を中心に組み立てる予定です。

また、5月10日(土)午後はグラントワ小ホール(島根県立石見美術館と同じ建物)にて、
「石見の祈りと美」展で展示する益田家伝来品についてのシンポジウムを開催します。

ぜひこの機会に益田にお越しください。

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