1、日 時 令和7年2月5日(水) 10時~12時
2、場 所 グランフロント大阪北館7階ナレッジサロン会議室
3、出席者
益田市 : 山本市長、産業支援センター澄川所長補佐
近畿益田会:池野会長、波佐本麻里氏、酒井秀明氏、元岡広報部長(近畿で活躍する益田人)
:梯副会長、小郷会計部長、山田理事、事務局高城
4、記録
(1)池野会長歓迎挨拶
(2)山本市長ご挨拶
ご挨拶に続き市長からいくつかのお話があった。
・昨日、地元の立地企業で関西並びに東海の企業さんと交流の場を持った。引き続き本日は、近畿益田会との意見交換会を 持つことができ謝意。昨日も大阪の企業の製品を東海の企業が購入し、双方ウインウインという話が出た。いろんな交流がそのような果実を生むといういい事例があり、このような場も大変有難い。
・萩石見空港の昨年の夏の搭乗率が96.8%となり、存亡が危ぶまれた状況を脱し、本年は7日間に戻してもらえることとなった。会員の皆さんにも是非ご活用をお願いしたい。昨年の高搭乗率は、姉妹都市サミット等のイベントを航空便利用のタイミングに合わせるなどしたことも寄与している。今後ともそのようなイベントなりを絡めるなどの工夫もしていきたい。
・関西各地のサイクルロードで企画されている「じゃんけんライド」を100ZEROのまち益田でもできまいかと企画主催者とコンタクトしつつある。
・山城サミットについて、近畿益田会の会報でも取り上げていただいているが、初日の対談(お城博士として有名な千田嘉博氏とタレント石原良純氏)でグラントア大ホール1階千席で企画したが、席が不足し、2階席までほぼ満席の1,500人の皆さんで埋まった。また、歴史民俗資料館はじめイベント会場に、延べ8,000人の参加をいただいた。その半数が市外からの来訪者で、成功裏に終えることができた。今後、このサミットに準ずるようなイベントの企画をして、中世益田を広めるとともに、経済波及効果にもつなげたい。
(3)意見交換会
①出席している活躍益田人自己紹介佐本氏、酒井氏、元岡氏それぞれ自己紹介
②意見交換
・近畿益田会の活動並びに他の益田会について
→近畿益田会の活動については、毎年開催の総会そして会報発刊など活発な活動との認識。東京益田会は現会長がIT系の会社の経営者であることもあって、コロナの時にはリモート総会を開くなど、総会は隔年開催ではあるものの頑張っているという印象。ただ、会員数は多いものの、幽霊会員が多いのが悩みの種との話。広島は現在ジュンテンドウの社長が会長で、地元に近いという感じ。毎年総会開催をするなどの活動をしている。
←近畿益田会は会員の減少傾向が続いており、このような場を持つことにより、会員募集のご支援をお願いできればということと、「広報ますだ」でも取り上げていただくなど側面からのご支援も願いたい。
・高速道路開通(令和7年度)に伴う益田の魅力アップやPR等
→近々出雲―多伎間が開通し10分短縮となる。来年3月には三隅―益田間が開通し15分短縮され、山陰の移動に寄与する。一方で鉄道利用が減るという憾みもある。
・道路整備もさることながら、益田駅前がかなり殺風景な景色となっているようで、その昔のような猥雑感がなく寂しい気がする。
→駅前は山陰の他の駅と比較するとそれでもまずまずではないかと認識している。駅前の再開発ビル『EAGA』にはホテルも擁しているし、観光協会をはじめ市の教育委員会等も入居しており、神楽公演のイベントなども定期的に行っている。とはいえ、駅前の活性化には取り組んでいきたい。
←兵庫県明石市が、泉市長時代に人口増、出生率増をできたという事例などもあるが・・
・益田駅がいずれは無人化の方向にあるというような話があるようだが?
→最近は江津の私学などにも、通学バスが出されているなど鉄道離れは顕著で、道路交通が中心になってきていることが現実。
←関連して、近畿との夜行バスがコロナ前に廃止されたままであるが。
→運転手不足が主たる要因のようであると認識している。
→駅の空間のリメイクなども如何かと思う。先の話かもしれないが、先行事例もあので。(ご提案)
・昨年の山城サミットのようなイベントなり、インバウンドを引き込むような観光施策があれば教えて欲しい
→益田市に直接ではないが、フランスのメディアTV5というところが、津和野の取材に来た、その際益田にも立ち寄り、観光協会の事務局長が英仏語に堪能なので益田市のことも話す機会があった。現在、観光地域づくり法人(DMO)の認証取得にも取り組んでいるところである。
・退職後地元に帰るUターンまでの期間に空き家になった場合とか、墓の管理とか、そのようなケースをサポートしてもらえるような制度等があれば教えて欲しい。またIターンについても。
→UIターンについてはいろいろ取り組んでいる。Iターンの事例として、移住してきてイチゴ農家を経営している方や、高津川ビールの醸造をしている方など、活躍しているケース2例ご紹介。UIターンについてはいろいろな支援もしており活用されたい。
←ご紹介のあったお二人を次号の近畿益田会の会報に取り上げたいと思うので宜しくお願いしたい。人口減少は避けられない大きな課題かと思うが、近隣の吉賀町とかいろいろ頑張っている自治体もあると聞いているところですが・・
→津和野町、吉賀町とは日ごろ様々連携しているところである。
・夏季大阪便継続は今年7日間に戻ったし嬉しいが、フライト時刻が早いためが伊丹との時間距離の関係で利用の制約になっている点は致し方ない?
→ANAに日数増を何とか獲得することはできたが、空港の運用までは・・
・大阪・関西万博への取り組み等は?
→石見神楽公演を7月30日と31日に予定している
その他、クマ出没のことなどいろんな話題を持ちつつ和やかな意見交換会を終えた。
以 上

